理性の大事さを教えてやる。そうすれば通勤電車の中で全裸になりフォルティシモを歌わなくてもすむのだから
今週のお題「わたしと乗り物」
どうも、この時期通勤電車に乗っているとついつい自分の加齢臭を他人の残り香だと解釈してしまいがちな30代男性神ブロガーのhorisegawaです。
最近ようやく夏の暑さが和らぎセミの不快音も少なくなってきた気がします。
ところで皆さんはなぜセミがあれ程までに鳴き続けるかご存知ですか?私は興味ないので知りたい方はググってください。
さて、今回は『生死、理性、りんごちゃん』をテーマに世界中を巻き込んでいきたいと思います。
どうして人は生まれながらにして死に向かうのか
残念ながら人間は死に抗うことができません。いや、人間だけに限らず生きとし生けるもの全てにおいてこの無慈悲なルールが適用されます。
なぜ生き物は死ぬ必要があるのでしょうか。
私は死にたくありませんので、このルールを破りたいと思います。精神だけでも良い、肉体的な死を一つの通過点とし精一杯『死』に抗ってみたいと思います。
スピリチュアルな世界観?
肉体的な死とか語り出すとやばい奴認定されますが、実際私もそう思っています。
恐らく私はやばい奴なんですよ。
意識とか精神ってのは一体どこからくるんでしょうね。実際人はそれぞれ違う意識を持ち、全く同じ人間っていませんよね。
自分で考えて自分で行動する、毎日当たり前のように行なっていることです。
例えばですが、今私が通勤電車でいきなり全裸になってハウンドドッグのフォルティシモを歌うことだってできます。人間その気になればなんでもできるなんて言いますが、まさにその通りだと思います。
でも歌いません。これはなぜか?そう、私にも『理性』があるからです。
こんなところで今週のお題である『乗り物』の話をぶち込んでくるんですね...天才ってほんとにいたんだ...
理性って何?
理性(りせい、希: λόγος→羅: ratio→仏: raison→英: reason)とは、人間に本来的に備わっているとされる知的能力の一つである。言い換えれば推論(reasoning)能力である。世界理性というときは人間の能力という意味ではなく、世界を統べる原理、という意味である。
理性 - Wikipediaより引用
そもそも理性ってのは生まれながらにして備わっている能力ではありますが、人生を生きていくうえで自然とアップデートされるものです。要は経験があるからこそ『これをしちゃダメなんだ』ということが分かってくるのです。
理性があるからこそ先述した『通勤電車内で全裸フォルティシモを歌う』という行為において、この行動をすることでどの様な事態を招くのかということを推論することができるのです。
理性のアップデートが不完全だと、通勤電車内で全裸フォルティシモを歌うことが『ダメなこと』と認識されず、おもむろに服を脱ぎだし、エアスタンドマイクでりんごちゃんよろしく生フォルティシモを歌ってしまうことになるのです。
じゃあ実際に歌ったらどうなるのでしょうか
理性のアップデートが不完全だったとして、実際に歌ってみたらどうなるのでしょうか。
まず考えられるのは『通報』『SNS拡散』『逮捕』『社会的地位喪失』等が頭に浮かんできます。
想像では何でもできますので実際に想像上で歌ってみましょう。
想像で実際に歌ってみた
【以下想像】
この日、私はいつもの朝と同じく満員の通勤電車に揺られていた。
うだる様な夏の暑さに嫌気がさし、流れる汗を拭うことすら面倒に感じていた。
ようやく使い方にも慣れた『スマホ』を操作しつつ、ネットニュースを流し読みする。
そこで気になる記事を見つけた。
世間では『りんごちゃん』というモノマネ芸人が流行っているらしい。
私は流行に鈍感だ。
タピオカに関しても最近になって妻に『タピるって知ってるか?』と自慢げに聞き、逆に恥ずかしい思いをしたところだ。
そんな私に流行の情報として『りんごちゃん』というワードが飛び込んできたのだ。
何やらハウンドドッグや吉幾三といった大御所の名曲を野太い声で歌い、その容姿とのギャップで笑いを取る芸風だそうだ。
(これなら俺もできるんじゃねえか…?)
何か確信めいたものを感じた私は、更に湧いて出てくるアイデアをスマホのメモ帳に書き溜めた。
・ソプラノで歌う、意外性
・全裸、狂気が笑いに転じる
・電車内暑い、全裸は理にかなう
(やるなら今しかねえだろ…)
そう思った私は握り締めていた吊り革から手を離し、おもむろにワイシャツのボタンを外していった。
チラチラと視線が気になるが、暑さを理由に正当化出来ていると信じきっていた。
ワイシャツを脱ぎ、その勢いに任せて次は肌着、ズボン、下着、くつ下と一気に脱いだ。
先程まではチラチラと見る程度だったオーディエンスの視線が完全に凝視へと変わった。
ここで恥じらう私ではない。
本家は歌い出しの前に『ミュージックスターティン』と言うらしいが、オリジナリティを出すために『音楽始動!』と大声で叫んだ。
私の周囲から人が離れていくのを感じたが、最高のステージを用意してくれたのだと解釈した。
全裸になった私はエアスタンドマイクを両手で持ち、両足を広げ膝を90度まで落とし、中腰になった。
『愛が全てさあああ、今こそおおお誓うよおおお♪』
このフレーズのみであるが、全力で歌いきったのである。
我ながら見事なソプラノ調ハイトーンボイスであった。
オーディエンスがスマホを私に向け、シャッター音がそこかしらから聞こえてくる。中には動画撮影をしているオーディエンスもいたようだ。
電車の緊急停止スイッチが押され、車内にアナウンスが流れる。
『緊急停止信号を受信しました。現在確認を急いでおります。お急ぎのお客様には大変不便をお掛けし誠に申し訳ございません。詳細が分かり次第、再度車内放送にいてご案内いたします。』
どうやら私の行動により、オーディエンスの一部が緊急停止スイッチを押したようだ。
駆け付けた駅員が私を見て驚きの表情を浮かべている。が、その手にはしっかりと杈(さすまた)が握りしめられていた。
どうやら私は変質者・不審者の類として扱われているようだ。
次の瞬間、凄まじい決意の掛け声と共に駅員3人がかりで私を拘束したのである。
『どりゃあああ!観念しろおおおお!この変態がああああ!うおおおお!』
車内に怒号が鳴り響く。
私は何が起こっているのか分からず、まずは経緯の説明と会社・妻に連絡させてくれと懇願した。
『次の駅で警察官を待機させている、到着次第身柄を引き渡す』
私はパニックになりながらも、少し勃起していた。
しばらくして電車が再度動き出し、異様な光景に包まれた電車は次の駅に到着した。
ドアが開くとそこには10数人の警察官が私を待ち構えていた。
裸の私を見るなり『なぜ裸なんだ、自分が何をしているのか分かっているのか!』と怒号を浴びせる警察官。
私はすぐさま『りんごちゃんのモノマネで歌っていただけです!信じてください!』と弁解した。
『りんごちゃんは服を着ているだろ!!』
・・・・
その後、彼は警察に連行されわいせつ物陳列罪で逮捕されたという。
会社は解雇され、妻とは離婚が成立。
何もかも失ったのである。
彼にほんの少しでも『理性』があればこのような事は起こり得なかったのではないだろうか。
まとめ
良い子のみんな、全裸フォルティシモは自宅の風呂で一人でやってね!
▼このボタンからフォルティシモ登録よろしくね!▼