不動産営業マン日誌

このブログは、33歳男性(既婚)が不動産営業をしながら、日々の生活について語るブログです。

【ブラック業界!?】不動産営業マンの過酷な仕事内容を時系列でご紹介!

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不動産営業マンって何してるの?

どんな仕事なの?

誰もが興味のないそんなどうでも良い疑問に全力でお答えいたします。

不動産営業マンのとある一日


どんな業種よりも過酷な業界(大嘘)の過酷な1日をご紹介します…刮目せよ!


7:30〜起床

皆さんおはようございます、不動産屋の朝は普通か遅目が多いのではないでしょうか。

私は通勤に片道一時間程度かかっています。

7:30に起床し、汚い顔と少ない髪の毛を洗い可愛い猫達の世話をし、安いスーツに着替えて終わりです。

私は昼食に全神経を集中させているので朝食は食べません。

8時過ぎに家を出て、眠気覚めやらぬ死んだ魚の目で満員のバスに乗ります。

そしてその満員のバスを降りて、満員の電車に揺られながら出社いたします。

まるで満員がゲシュタルト崩壊してしまうかの様な状態です。

毎朝の通勤、しばらく続けていると日に日に顔馴染みが出来てきますが、当然ながら言葉を交わすことなく無言でお互いの健闘を称え合います。

満員電車に揺られる際、我々の様なおっさん達は女性から痴漢と間違われない様な注意も必要です。



9:00〜出勤

痴漢と間違えられずに無事会社に辿り着くことが出来ましたら、まずはPCの電源を入れます。

そして掃除を始めますが、作業は分担されており各自が無言で掃除を始めます。

掃除が終われば、その日の行動を確認する為の朝礼が始まります。


さあ、前回ご紹介した【とにかく恐い上司達】と一緒に楽しい楽しい1日の始まりです。
www.horisegawa.com


私は昼食時にその日で最も高いパフォーマンスを引き出せるよう照準を合わせておりますので、朝礼中は既に昼飯のことを考えています。



10:00〜午前中の行動

朝礼が終われば、同僚と昼飯の打ち合わせです。

誰がどのタイミングで上司の目を盗んで昼飯に行くか、昨日行ったあの店はどうだったか、今日は何を食べたいか、などの内容を上司に見つからぬ様緻密に打ち合わせします。

我々の昼飯にかける情熱はどの業界にも負けません。

打ち合わせが終われば、ついでにメールチェックや新規物件のチェックを行いますがこの頃には既に疲労の色が見え始めています。



12:00〜昼食

言わずもがな本日のメインイベントです。

昼飯選びは最重要課題ですが、午前中の昼飯会議で既に緻密に計画されておりますので後は粛々とこなすだけです。

昼飯に関して我々は真剣勝負です。

ちなみにこの時間帯は私の中で全ての業務がストップしますので、妻以外の全ての連絡は遮断されます。




13:00〜夕方までの行動

最大イベントである昼飯を終え完全に燃え尽きています。

ここからが私達の仕事の始まりといっても過言ではありません。

そして最大の敵である眠気と戦わなければいけません。

とりあえず午後からは新規物件の下見、写真撮影などで外に出ていることが多いです。

基本的に内勤の職種と違って我々営業が求められているのは数字が全てですので、日中何をしてようが特に何も言われません。

成績がいいと誰からも良い扱いを受けるのですが、成績が悪いと手のひらを返し、まるで靴底についた犬のフンの様な扱いを受けます。

その様な扱いを受けない為に、午後からは自分の成績を確保するための下準備をする時間に充てるのです。

時にはコンビニの駐車場などに車を停めて。

私の場合調子が良いときは、この下準備の時点で既に明日の昼飯の下準備をしていたりもします。



17:00〜夜の行動

夜は主にチラシ撒きとお客さんへの電話です。

どの様なチラシを撒いているかというと、皆さんのポストにも投函されてうんざりされている方も多いと思いますが、

  • 「売り物件求む!」
  • 「新着物件速報!」

などです。

このチラシ、私達営業が全て撒いているわけではなく大体はチラシを撒いてくれるパートさんを雇っていますので、その方達もせっせと頑張ってくれています。

そしてお客さんへの電話、これはセールスの電話です。

飛び込みで全く知らない方にアプローチをかけるのではなく、物件の見学をされた方や店舗に来店された方、その様な既存のお客さんに電話するのです。

  • 新規物件が出ました、良ければご見学しませんか。
  • あれから物件探しはいかがでしょうか。

大体がこんな内容です。

土日休みの方が多いので、この電話でのセールスは金曜の晩が一番力を入れなくてはいけません。

おっと、一番力を入れないといけないのは翌日の昼飯のことでした。

自分を見失うなんて、どうかしていました。



20:00〜退勤

さあここまでくるとようやくこの過酷な一日に終わりが見えてきました。

今日一日の営業結果を報告して明日の予定を提出したら、上司の顔色を伺いつつ猛スピードで帰ります。

定時上がりという伝説は残念ながら私達の物語には登場しません。

そして最後にまた通勤電車に揺られ、バスに揺られ、妻の待つ自宅へと帰るのです。



まとめ

どうでしたか、寒気がする程の過酷な一日。

書いている私も臨死体験しそうなぐらいの過酷な内容でした。

嘘です、図太く生きれば楽な業界です。




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