不動産営業マン日誌

このブログは、33歳男性(既婚)が不動産営業をしながら、日々の生活について語るブログです。

【とにかく恐い上司達!不動産屋あるある8選!】

スポンサーリンク

スポンサーリンク

さて、このブログ名にも記載の通り私は不動産営業マンとして日々働いております。

そこで、今回は不動産業界のあるあるをご紹介したいと思います。

※以下の内容はあくまでも私見であり、偏見のかたまりです。

不動産屋あるある8選!

不動産業界で働いている人間にしか分からないあるあるをご紹介いたします。

皆様も不動産屋に行かれる際は是非参考にしていただければ幸いです。

とにかく上司が恐い

私達営業マンに愛の鞭を与えてくれる上司という存在、とにかく彼らの頭の中には売上・成績といった数字のことしかありません。

何故なら、その上司も自身が任されている部署・店舗・営業所の成績が悪いと上席から愛の鞭で可愛がられるからです。

そしてその上席も更に上から愛の鞭で…という具合に繋がっておりますので終わりがありません。

彼らは不器用なので愛情表現がとにかく苦手です。

  • 椅子・机を蹴り上げる
  • ファイルや文具を投げつける
  • 大声で叱責する

どこの不動産会社にも一人や二人、そんな愛情表現で部下に愛を注ぐ上司がいるんじゃないでしょうか。


パワハラ?


そんな単語はこの業界の辞書に載っていません。


ちなみに私も愛情表現は苦手な方で、妻へのプロポーズの言葉はカンペを見ながら伝えました。



退社時間が遅い

これはもう営業マンの宿命でしょうか、退社時間がめちゃくちゃ遅いです。

繁忙期には終電間際なんてこともあります。

何故かというと、日中は外回りやお客さんの案内などをしていますので、契約書作成などの事務処理関係は事務所に戻ってから夜にするというのが一般的だからです。

ただ厄介なのは一概に言えませんが、少なからず今でも残業を奨励する様な風潮があり、上司がいつまで経っても中々帰りません。

そして上司が帰らないと下の者は帰りにくいという雰囲気があるので、特にすることがないのにただ時間が過ぎるのを待っている…なんて営業マンも多いです。

成績が悪ければ尚のことです。


ちなみに私は上司が残っていようが空腹には耐えれないので、スタコラサッサと先に帰ります。


いくら上司が怖いとはいえ人間の三大欲求には勝てません。



休日出勤が当たり前

これは不動産業界に限った話ではないでしょうが、この業界は特に多いです。

どうしても顧客の予定に合わさざるを得ないので、何時であろうと、定休日であろうと、用があれば仕事です。

振替休日は都市伝説ですし、もちろん無給です。

そしてもう一つ厄介なのが先ほどの退社時間の話の延長ですが、定休日であっても成績が悪ければ出勤しないといけない雰囲気があります。

ただ、基本的には定休日なので昼過ぎには退社することもあり、その日は昔でいう半ドン(土曜午後が休みだった頃の俗語)的な気分になったりもします。

午前中の仕事からの解放感に浸り、午後は何しようかなど考えてテンションが上がる様になれば、しっかりと社畜の完成です。

※最近は働き方改革なんかで完全週休二日制や残業を無くそうという会社がちらほらと出てきており、少しはこの業界の在り方も変化してきています。


ちなみに私はこの休日出勤が大嫌いです。

仮に「休日出勤」するか「一万円払う」かを選べるなら迷わず三万払います。



とにかく成績至上主義

どんなに恐い上司だって、数字を上げる部下にはメロメロです。

とにかく営業成績の良い人間が偉い業界です。

最低限のモラルはあるでしょうが、社歴や業界経験なんてほとんど関係ありません。

ある意味すごく分かりやすい業界なんです。

一昔前では数字が人格なんて言われたりもしていました。

私の勤務先でも年下だけど役職は上なんてざらにいます。

数字を上げる人間に発言力があり、数字を上げない人間には発言力がない…そんな業界です。

良い成績を残していれば上司から愛の鞭を受けることはありません、むしろ愛を注がれます。

逆に成績不振が2〜3ヵ月続くと進退を問われるような業界であり、終身雇用なんて異国の話です。

ちなみに私は成績が悪くても午前中は昼飯のことで頭がいっぱいです。


月内契約に強烈な執着心

これは不動産業界というより営業マン全体に言えますが、とにかく不動産業界は月内契約が基本中の基本です。

通常、購入希望の意思表示を書面で頂いてから契約に至るまでの日数は1週間〜10日程度ですが、月末近くになってきますと準備期間1日や2日で無理やりにでも押し込みます。

顧客が仕事でどうしても契約の場へ行けなくても、仕事が終わってから契約に来るよう言葉巧みに調整します。

なぜそれ程月内契約にこだわるかというと、ほとんどの不動産屋は売り上げの集計・営業マンの成績集計が月末締めだからです。

そして月末の時点で成績の悪い営業マンは、上司から熱烈な叱咤激励を受け、愛の鞭で目一杯可愛がられるのです。

叱責などをまともに受け止めてしまい時間が経っても引きずって悩んでしまう方は、絶対にこの業界に来ない方が良いです。

ちなみに私も度々上司から愛の鞭を与えて頂くのですが、鞭打ちの間は全神経を集中させて昼飯をどうするか考えています。



まじっすか系の営業マンが多い

初対面の同業者同士でも、

「まじっすか!?」

ぐらいの軽いノリの人間が凄まじく多いです。

特に不動産の仲介を専門とする業者、その中でも賃貸営業マンに非常に多いですね。

ただ、この類の営業マンは一見適当に見えますが仕事はバリバリできるタイプが多い様な気もします。

そして圧倒的偏見ですが、まじっすか系はデカい腕時計を付けスリーピーススーツを着ている人が多いです。

ちなみに私も大きめの腕時計を付けており、スリーピーススーツもたまに着ていますが、私の場合はまじっすか系ではなく贅肉にまみれた背脂豚骨系です。



地場の不動産屋は黒塗りの車が好き

地場の不動産屋というのは地域密着の地元の不動産屋のことを指していますが、大体の社長は黒塗りの高級車が大好きです。

私の周りでも黒塗りのセダンに乗る社長が何人かいます。

一昔前の不動産屋のイメージ通りですが、今でも強面で黒塗りの車が好きな社長は割と多くいらっしゃいます。

ちなみに私は青色の軽自動車に乗っています。



仲介会社の社員は意外に給料が低い

今だに不動産屋は金持ちというイメージを持つ方が多いですが実情は全く違います。

インターネットの急速な普及により物件探しの方法は全くといって良いほど変わりました。

昔の様に、物件を探してますといってふらっとお店に入ってくるお客さんなんてほとんどいません。

不動産屋の店舗ではなく物件に対してお客さんが集まる時代です。

そしてその物件を仕入れることが出来るのは、殆どが名のある大手の仲介会社です。

地元の不動産屋では中々太刀打ちができませんし、そもそも地元の不動産屋は物件の仲介ではなく賃貸物件の管理や不動産の買取・リフォーム後の再販売などで売上を上げております。

そして大手の仲介会社に所属する営業マンがその仕入れた物件を取り扱うのですが、結局は営業マンである前に一人の会社員なので成約した際の仲介手数料は全て会社に流れます。

そこから仲介手数料の数パーセントを、会社から歩合給として頂戴するのです。

歩合給、、もちろん会社により内容は全く異なりますがこれがまた少ないんです。

もちろん大手仲介会社で年収1000万以上!なんて方もざらにいますが、結構ギリギリのところで生活してる人も多いです。


ちなみに私は維持費が安いので、しつこい様ですが青色の軽自動車に乗っています。



まとめ

なかなか風通しの悪い特殊な業界ですが、かく言う私もなんだかんだで8年ほどこの業界で生計を立てております。

そろそろ時間に拘束されないお仕事がしたいですね。。


それではまた明日!

励みになります、宜しかったらボチンッと押してやってくださいな。