【現役不動産営業マンが教える失敗しない賃貸物件選び5つのポイント!】
皆さんは賃貸物件を借りたことってありますか?
今回は現役の不動産営業マンだからこそ分かる失敗しない賃貸物件の選び方をお教えいたします。
現役不動産営業マンが教える失敗しない賃貸物件選び5つのポイント!
現役の不動産営業マンだからこそ分かる失敗しない賃貸物件の選び方をお教えいたします。
皆さん、ブックマークのご用意は宜しいですね?
それでは実際に大事になってくるポイントを押さえておきましょう。
最低でもここだけは押さえておいてほしいポイントを真面目に集めましたので、皆様の賃貸ライフに少しでもお役に立てればと思います!
その1 不動産会社選び
賃貸物件を探す際、皆さんはどのような方法で探しますか?
恐らくは今の時代インターネットを利用して探す方がほとんどだと思います。
私の勤める会社でも新規問い合わせの約8割がインターネットを経由して行われています。
あとの2割は紙のチラシや紹介などで来られたお客さんです。
ここではインターネットで物件を探す際に気をつけるべき内容をお伝えいたします。
よく勘違いされるのですが、皆さんはインターネットで物件を見る際に、その物件を取り扱っている業者として表示されている不動産屋がその物件について一番詳しいと思っていませんか?
実はインターネット上で募集していても、その不動産会社はその物件の家主が誰なのかも分からないし物件の中を見たことも無い!なんてざらにあります。
なぜこんな状態かを簡単に説明するとこんな感じ↓
物件の家主が、ある不動産会社に入居者募集の依頼をする。
↓
依頼を受けた不動産会社は募集を開始する。
↓
その不動産会社だけでは入居者がなかなか見つけられない。
↓
不動産会社「そうだ、別の不動産会社にもこの物件の資料を見れるようにして入居者の募集に協力してもらおう!」
↓
別の不動産会社「お、この物件うちでも紹介できるじゃん。家主知らないし中を見たことも無いけどインターネットで紹介してみよ!」
という状態だからです。
インターネットで募集している業者がその物件についてめちゃくちゃ詳しい!という訳ではないので注意が必要です。
ではどうすればいいのか、という話になりますがインターネット上の情報だけではその不動産会社が家主と繋がっているかは分かりづらいです。
ですので、一般の方が取れる防衛策として最低限やっておきたいのは、少しでも多くその物件についての情報や写真を掲載している不動産会社を選ぶことです。
そうすれば少なくとも掲載不動産会社がその物件について全く知りませんといった事態は防げます。
しっかりとした情報を扱っている不動産会社を見極めるようにして下さい。
ちなみに私は美味しいラーメン屋しか知りませんので、そこに関してはしっかりとお伝えしています。
その2 管理会社の有無
賃貸物件には家主が賃貸の管理をどこかの不動産会社に任せているパターンと、自分で管理しているパターンがあります。
賃貸管理をどこかの不動産会社に任せているのであればある程度は安心できるのですが、この管理を自分自身(個人で運営)でしている場合は注意が必要です。
なぜ注意が必要かというと入居後に何か不具合やトラブルが起こった際に、管理をどこにも任せていない個人の家主だとその対応にかなりの差が出るからです。
※個人でも家主業を専業でやっている方はめちゃくちゃ対応が早かったりするので一概には言えませんが。
まずどうやって確認すればいいの?と疑問に思った方もいると思いますが、インターネットで物件を探している時点では不動産会社と同様に管理会社がどこなのか分からないことがほとんどです。
ですので、気になった物件があれば、問い合わせ時に
「何か不具合が起こった場合の対応はどちらがされますか?」
とストレートに不動産業会社に聞きましょう。
帰ってきた返答が
「分かりません」
「来店時までに調べておきます」
「分かりませんが美味しいラーメン屋なら知っていますよ」
なんて曖昧な返事なら、違う不動産会社に行くことをお勧めいたします。
ちなみにこちらも勘違いされることが多いですが、インターネット上で物件の募集をしている不動産会社がその物件の管理会社!と言うわけではありませんので注意が必要です。
その3 テナントの有無
皆さん落ち着いてください、近隣に美味しいラーメン屋があるかどうかの話ではございません。
賃貸マンションで一階がテナント、特に飲食店がある場合は注意が必要という話です。
なぜかと言うと、室内に害虫が発生する可能性があるからです。
食品を扱うテナントと害虫というのは切っても切り離せない関係なのですが、どうしてもマンションの一階などに食品を扱うテナントがあると、配管などを経由して上階の居住用住戸内に害虫が侵入する可能性があります。
もちろんテナント側で害虫対策をしているとは思いますが、100%駆除するのは不可能です。
害虫が極端に嫌いな方はこの手のマンションは避けた方が無難です。
もしも飲食系テナントが入る賃貸マンションの室内を見学する際に、あの黒光りの嫌なやつが死んでいれば今後も現れる可能性がありますので、注意が必要です。
どうしても候補にある物件の一階に飲食店があるのであれば、入居時にしっかりと防虫処理をしてもらう交渉をするのも一つの手です。
※家主の視点で考えるとテナントと居住用が合わさった収益不動産の運営をする際は、害虫の対策等も入居促進の重要なポイントになります。
その4 駅までの道は必ず歩く!
皆さん必ずと言っていいほど駅までの距離を気にされますが、実際に見学時に物件から最寄りの駅まで歩いていますか?
これはかなり大事です。
当然ながら不動産において駅までの距離というのは物件の価値に大きな影響を与える大事な項目なのですが、ただ近いからと言って必ずしも良い物件という訳ではありません。
駅まで徒歩5分!と大々的に謳っていても、実際は信号がめちゃくちゃ多かったり、開かずの踏切があったり、あっさり系のラーメン屋しか無かったり…なんてこともあり得るからです。
女性の方でしたら、駅から自宅までの街灯の有無なども必ず確認しておきましょう。
実際に駅まで歩くのが面倒でも必ず歩いてみてください。
そうすれば近隣のスーパーやコンビニも把握できますので、引っ越し後すぐに新生活を開始できます。
ちなみに駅近といっても、駅1分や線路沿いの物件は当然ながら電車の騒音がありますので注意が必要です。
終電後も鉄道会社によっては貨物列車が24時間休みなしに走っていたりもするので、その辺りもしっかりと押さえておくべきポイントです。
ちなみに関西圏で24時間やっているラーメン屋があれば随時お知らせください。
その5 賃料交渉は恥ずかしくない!
地域柄もありますが、不動産において値段交渉は日常茶飯事です。
家主も値下げありきで賃料の設定をしていたりしますので、深く考えずに聞いてみましょう。
その結果何千円か安くなるのであれば、年額でみるとかなりの額です。
聞き方としては、
「いくらか安くなりませんか?」
ではなく
「◯◯円になればここに決めたいんですが」
といった様な聞き方がベストです。
但し賃料10万の物件を5万に交渉する…などの常識外れな交渉をするのではなく節度のある範囲にしておくのが肝心です。
元の賃料や物件の大きさ・間取りにもよりますが、大体賃料から1000円〜5000円ぐらいの値引き交渉が妥当でしょうか。
※あくまでも案内資料などに表示されている賃料が原則です、ハウスメーカー系の法人家主や個人の家主でも相手によっては1円も交渉が通らないことも当然ありますので、難しそうなのであれば無理に交渉する必要はございません。
交渉が通れば行きつけのラーメン屋でいつもはケチって手が出せなかったトッピングを追加できるチャンスだと思ってモチベーションを上げるのも有効です。
まとめ
以上のポイントを質問したり実行するだけで不思議なことに営業マンは、
(このお客さん、ちょっと分かっている人だなあ…ちゃんと対応しないと)
となりますので、色々調べてくれることでしょう。
全部ちゃんと対応しろよ!って思いましたよね?
対応していない営業マンが少なからずいるのがこの業界なんです。
ここにあげたポイントは最低限のポイントです、まだまだ物件選びの大事なポイントはありますので追々ご紹介していきます。
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