【夜中、高速に乗ってまで食べに行きたいラーメンがそこにはあった】
どうも、読者登録数200名を超え今もなお躍進を続ける世界的ブロガーのhorisegawaです。
それは夜中のラーメン屋です。
皆さんは夜小腹が空いた時突然ラーメンが食べたくなったことってありませんか?
私は毎日あります。
そこで今回は夜中に突然ラーメンが食べたくなった男の物語をお届けしたいと思います。
夜中にラーメンが食べたくなった男の物語
人間の三大欲求の一つである「食欲」とは抑えきれるものだろうか。
夜中だろうと時間を考えず襲いかかってくるこの欲求にどう応えてやろうか。
待てよ、二時間前に嫁さん特製のとりの手羽先を食ったばかりじゃないか…
食欲は突然に
この日は休日ということもあり、朝から晩までなかなかの量を食べていた。
- ホットケーキ、ソーセージ
- インスタントラーメン(袋麺)
- サンドイッチ(コンビニ)
- フライドチキン(コンビニ)
- 手羽先10本弱
休日は仕事の日と違って無尽蔵に食える気がする。
いかんいかん、健康診断でコレステロール値を指摘されていたのをつい忘れてしまう。
いや、これは忘れているのではなく意識の奥底に仕舞い込み、考えないようにしているのかもしれない。
時刻は22時、この日最後の飯であった手羽先を平らげてから二時間が経過した頃だった。
それは突然やってきた。
(ラーメンが食べたい…)
思い立ったが吉日、私は妻をラーメンデートに招待していた。
こってりかと思いきやあっさりしていること、替え玉ができること、さらには駐車場があること、そして営業中の店であること。
この厳しくも思える条件だが、私のラーメンセンサーに一店だけヒットした。
ラーメンセンサーの精度
「一蘭があるやんけ…」
確かに一蘭であれば豚骨ベースにもかかわらず割とあっさりしており、何と言っても替え玉は一蘭の代名詞である。
最寄りの一蘭は郊外のロードサイドにあり、50台を越す駐車場を完備している。
これ以上の好条件があっただろうか。
改めて私のラーメンセンサーの精度に自惚れてしまう。
「ところであそこの一蘭って何時までや…?」
ふと不安の波が脂肪の上にそびえ立つ私のラーメンセンサーに押し寄せてきた。
すぐにホームページをチェックし、営業時間を調べる。
「あかん…23時までや…」
ここから一蘭までは車で30分程の距離にある。
時刻は22時を少し過ぎている。
間に合わないことはないのだが、ラストオーダーが仮に22時半であれば完全にアウトだ。
しかし一度ラーメンセンサーに引っかかり、一蘭のホームページも確認しラーメンの画像も見てしまっている。
今更諦められる訳があろうか。
すると妻が欲求を叶えられず震えている私を見て、衝撃的な一言を放ったのである。
青天の霹靂、驚天動地
「高速で行けばいいやん」
頭をトンカチで殴られた気分だった。
その発想は無かった。
私の中で高速に乗ってラーメンを食いにいく行為は、IT会社の成金社長がヘリをチャーターして北海道の味噌ラーメンを食べに行くのと同等の行為であったのだ。
何というフットワークの軽さである。
この女(ひと)と結婚して本当に良かった…
さらに驚愕なのは、なんと私の最寄りインターから一蘭の最寄りインターまで区間料金の適用が無く無料だったのだ。
妻はこのことを知っていたのである。
ますます惚れてしまう。
そうと分かれば、後は車を法定速度内でぶっ飛ばすだけだ。
15分かかっただろうか、気が付けば22時20分には一蘭特有の仕切られたあの席に着席していた。
いざ本丸へ
つい20分前まで自宅で妻と団欒の時を過ごしていたのが嘘のように、私達夫婦は一蘭のカウンターでラーメンのオーダーシートを真剣に記入していた。
一蘭は麺の硬さ、あっさりかこってりか、辛味はどうか、ねぎはどうするのか、その他様々な質問を私達に投げかけてくれる。
店員に言わず、紙で書く。
これが一蘭のスタイルである。
私は不動産営業マンという仕事柄多少なりとも他人と話すことには慣れているが、店員との微妙なやり取りが面倒な方にはとてもありがたいシステムだ。
まずは事前に券売機で購入したラーメンのチケットをカウンターに置き、オーダーシートと共に店員に渡す。
しばらくするとカウンター前の簾が上がり、お待ちかねのラーメンが登場する。
背徳の一杯
皆さんご存知、一蘭のラーメンである。
話は逸れるが私はチェーンのラーメン屋や大規模展開しているラーメン屋に対して特に悪いイメージを持っていない。
むしろどの地域に行っても変わらずいつもの味を提供してくれるので感謝している。
魁力屋、来来亭などの背脂醤油系のラーメンは昼飯をガツンと食べたい時に重宝しているのだが、一蘭は私の中では夜中に食べたくなるラーメンである。
夜中に食べる一蘭のラーメン、背徳感を感じるのは私だけでないはず。
さあ、肝心の味の話に戻ろう。
注文したのはもちろん「とんこつラーメン」
真ん中に乗る秘伝の赤いタレがこのとんこつラーメンに辛みをプラスして食欲を増進させる。
実食
私はラーメンを食べる時、まず最初に麺を食べる。
特にこれと言ったこだわりがあるわけでは無いが、単にスープから飲むのはどこか安物のグルメリポーターを演じているようで気が引けるからだ。
読者の中にスープから飲む方がいればそれはそれで申し訳ない。
私が勝手に思っているだけであり、人様の食べ方にとやかく言うつもりは毛頭無い。
私の非礼をどうか許してやって欲しい。
さて、ラーメンの感想だが結論から言うと「うまい」の一言に尽きる。
私にはコクがどうこう、麺がどうこうといった細かいことは分からない。
ただただうまい。
それが、私の感想だ。
替え玉というリプレイボタン
麺を半分ほど平らげたあたりで替え玉を注文する。
一蘭の替え玉は替え玉プレートをカウンター上にある台の上に乗せるだけである。
すると店員が替え玉を持ってきてくれるのだ。
替え玉を投入すれば既に食べてしまったラーメンが不死鳥の如く復活する。
それはまるでリプレイボタンのようだ。
食った食った…
非常に満足したところで、再び高速を使い家路につく。
22時10分に出発したラーメン弾丸ツアーは23時過ぎには幕が下された。
この日ぐっすり眠れたのは言うまでもない。
まとめ
皆さんご存知の一蘭、安定してうまいです。
特に夜中に食う一杯は格別ですね。
当ブログはラーメン2割、不動産1割、雑記7割で運営しております。